世界的にも希少な文化遺産と自然遺産の複合型世界遺産のメテオラ。ギリシャの断崖絶壁の
上に建つギリシャ正教会の修道院群。
アテネから北西に約358km,車で約4時間30ほどの道程。その修道院群を目にした時
凡人の私は『なぜ、こんなところに』という単純な疑問と共にバスから降り立ちました。
現地を案内してくれたガイドさんのお話だと、俗世界との関りを絶ち修道士たちが
修行に没頭するために14世紀ころわざわざ場所選んでここにに建てられたそうです。
バスの駐車場からしばらく歩くといよいよ修道院群の一つ「メガロ・メテオロン修道院」の
見学です。
約300段と言われる石段を登っていきます。
上の写真2枚は。当時の厨房の様子を再現したものだそうです。食材や水、燃料など
全て人力やロバ等で麓から運んだのでしょう。恐れ入りました。
メテオラの写真群、特に1枚目はバックの色合いとどうマッチングされたのか、私が撮った写真と全く異なりすごい迫力です。カメラの差だけではないようなイメージで加工技術もあるのでしょうね?このメガロメテオロン修道院はメテオラで一番大きいものだそうで、壁画がしっかり保存され色落ちも感じず、当時の台所も残されており素晴らしいことです。台所の写真で光の入り具合の微妙さ、明るさが良いイメージですね。