建物の一層目の柱はドーリア式、二層目はイオニア式、三層と四層目はコリントス式と各階層の柱の様式は異なります。観衆の座席目印の一つの役割を担っていたのでしょうか。2000年経ってもローマンコンクリートのおかげで凛と立ち続けるColosseo。竣工当時に思いをはせ思わず凝視する。一つの発見で一日中楽しめる。地盤が軟弱だっとされるこの敷地。強固な巨大なコンクリート製の基礎なしではこの巨大な建造物の完成はなかったといわれています。
ところどころに竣工当時の面影が見られます。
近代スポーツスタジアムの父と言われれるColosseo。アーチの使用、楕円形の平面プラン、座席位置に基づく観衆の入退場の組織的システムはそのまま近代スタジアムの礎となっています。
当時Colosseoには80ヶ所の出入口が設けられており特権階級専用出入口が4ヶ所、一般市民用に76ヶ所で内部通路は分離されており階級の違う観衆が各々隔離されていたそうです。観衆の座席にも細かなきまりがあり社会的地位、富、性別によって人々が座る場所が決められていたそうです。
コロッセオの細かい部位の写真等専門的見地からのコメント参考になります。地盤が悪かったとは知りませんでした。どのように建設計画を立て実行したんやろね。